上記演目のうち「ピアノの発表」以外については、教室ごとに集まってする合同練習がある。 しかし、これも多くても4回、各練習も1時間程度で、決して多くはしない。 こうしておくと、親も子どもも必死で「自主練」してくれる。
ピアノについても同じで、決して臨時レッスンなどはしない。賭けは大きいが、この方がうまくいくようだ。 演奏の出来不出来は一切問わない。お客様に対するステージマナー(お辞儀など)は割とうるさい方だと思うが。
「ひやくジョイントかんぱにぃ」のスゴイところは、親のスタッフ体制が完璧なことだろう。 そのうち何人かが「バリアフリーコンサート」のスタッフを兼ねているため、 舞台転換などがめちゃくちゃ早いのである。(それも大概、私からお願いするわけではなく自主的に動いてくださる。) プログラムだけ見ていると、どんなに時間のかかるコンサートかと思うのだが、いざ始まると嵐のように(?)過ぎていく。
終わると、自分の子どもはそっちのけで「○○ちゃんは、今年はじっと舞台に立っていた。」だの、「お辞儀が良かった。」だの、 およそピアノ演奏とは関係ないところで盛り上がってくださる、大変ありがたい親御さんたちである。
ぱんださん
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